「鍼って痛そう」と思われている方へ

2022.10.29

当院に初めてご来院される患者様はまず『鍼って痛そう』と思われるのが第一印象だと思います。
本日は当院が使用している鍼がどのような物を使用しているかを詳しく説明させて頂いた上で鍼は痛みが無く安全な治療として理解して頂けたらと思います。

まずは当院の鍼の太さを比較したいと思います。
【直径の比較】
病院の注射針
輸血用の針:1.20㎜(18G)
採血用の針:0.7㎜(22G)
予防接種用の針:0.50㎜(25G)

当院で使用する鍼:0.16㎜(1番)
         0.12㎜(00番)
お分かりいただけますでしょうか。
猫ノ手鍼灸治療院 on Twitter: "【使用する鍼】 鍼灸治療で使用する鍼(はり)は注射針などとは異なり先か鋭利でとても細いので痛みを感じにくい構造になってます!!  注射針は皮膚を切り裂く必要があるのでメスの様になってます。 とても細く注射針の管にこれだけの鍼が ...
当院で使用する鍼は注射針と比較しても1/3以下となっております。
もちろん直径が細ければ細いほど皮膚に与える痛みは少ない為、注射針に比べて痛みはほとんどないのが現状です。

ではなぜ注射針は直径が太くなっているのか、当院で使用する鍼は直径が注射針よりも細いのかを解説していきます。
【注射針について】
注射をする目的はご存じの通り針は血管(静脈)を破って血液を採取したり、点滴を血管の中に入れることが目的としてあります。
その為、血管の壁を壊せるように針の先端が刃のものように切るような構造となっています。
また、血管の中に到達した後は血液の採取や点滴を注入する目的で針の中が空洞になっており、その分直径が広くなっています。

【当院で使用する鍼について】
当院の鍼の目的は血管や組織を壊すことが目的ではなく、ツボに鍼を置くことで本来自分が持っている【身体を治す力を高める】ことを目的としています。
それは、鍼を身体に入れることにより人間の身体は自分の身体と違う組織が体内に侵入した際に身体を守る為に鍼(異物)を追い出す為に血液が集まります。
その血液には身体の組織を修復する働きがあり、ツボは内臓や神経細胞との連絡をする為の通路として栄養を届けてくれます。
その為、注射針のように先端を切る形ではなく細胞同士の間をかき分けることを目的に当院での鍼は注射針のように直径が1/10の太さとなっています。

【痛みについて】
まずは直径が太い方が皮膚の組織を傷つける為、痛みを強く感じます。
単純に考えると当院の鍼は注射針の約1/10の痛みだということです。
そして当院は細い鍼でも高い治療効果を求めた治療院になります。
初めて鍼灸を受けられる方、痛がりで鍼が怖い方でも安心して治療が出来ることを1番に心掛けております。
そして、当院にしかない高い治療技術でほぼ無痛の治療をすることで困ったときは鍼灸と思って頂けるような治療院を目指しております。

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