肩凝りについて

2022.11.10

寒さを感じる11月は1年の中でも特に寒暖差が大きく寒さを特に感じやすい季節になりました。
そこで1番皆様が困っていることをテーマ毎に解説をさせて頂きたいと思います。

本日のテーマは『肩凝り』についてです。
特に女性の方には多いのではないでしょうか。
肩凝りは多くの整骨院ではパソコンやスマホの操作によって姿勢が悪くなっている
と言われ1番辛い部分をマッサージしてもらうことが多いのではないでしょうか。

まず、そもそも肩凝りは、肩回りの筋肉が収縮し続けた状態つまり、緊張状態になった状態のことをいいます。
肩回りの筋肉の緊張は、頭や首の緊張にもつながり、筋肉が血管や神経を圧迫し続けることで
悪化すると、頭痛や吐き気、手指のシビれといった様々な不調をもたらす厄介な問題となっているのが肩凝りです。

しかし、肩凝りは本当に姿勢だけの問題だけなのでしょうか。
当院で考える肩凝りについては、姿勢だけでなく
・緊張しやすい体質か
・支える筋力と背骨の関係
についても治療において重要視している内容になります。

・緊張しやすい体質か
普段の生活にてストレスを常に受けている方は自律神経の中でも特に『交感神経』が優位の方です。
交感神経とは自分の身体を守る為に身体が緊張しやすい状態になっております。
その為、肩凝りに関わる筋肉はもちろんのこと全身の筋肉が緊張しやすい状態となっております。
そのような方は肩凝りだけを治療しても根本的な治療とはなりません。
根本治療として交感神経が優位な体質を治さないことには永遠に肩凝りに悩まされてしまいます。
当院ではそのようなことがないように自律神経を根本から改善するために体質から改善する為の治療を行っております。

・支える筋力と背骨の関係
肩凝りになりやすい筋肉は主に肩甲骨についており、肩甲骨の位置によって緊張状態にやりやすい身体かどうかが分かります。
そして肩甲骨は前後左右表裏についている筋肉が引っ張り合うことで正常な位置を保っています。
その際に重要となるのが胸椎と呼ばれる部分の背骨になります。
胸椎は身体の動きに大きく関わる骨であり、様々な動きに関わっております。
胸椎の動きを見ることで肩甲骨を支えている筋肉の調整をすることが可能です。
そして、胸椎からは自律神経の束が出ている為胸椎の緊張を緩めることで肩甲骨に関わる筋肉だけでなく
自律神経のバランスを整えることも可能となります。

そのように肩凝りが発生している場所だけを治療しては絶対肩凝りは改善されないです。
本当に辛くて二度と肩凝りに苦しまれたくない患者様は当院の治療で根本から肩凝りと無縁の身体になることをお勧めいたします。

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