薄毛 AGA(男性型脱毛症)の鍼灸治療について

2022.11.17

男性のことなら一度は薄毛について考えたことがあるのではないでしょうか。

電車の広告やSNSの広告でも頻繁に見かけるようになった昨今、薄毛・抜け毛は今や皆様の生活を営むなかで大きな悩みの1つとなっております。
そして当院は吹田市で唯一の薄毛・AGA(男性型脱毛症)に特化した鍼灸治療が出来る鍼灸治療院です。

AGAってご存じですか?
まず、男性に多いおでこ・頭頂部の薄毛・抜け毛をAGA(男性型脱毛症)と呼びます。

AGA(エージーエー)の人は全国で1,260万人*、そのうち気にかけている人は800万人、何らかのケアを行ったことのある人は650万人といわれています。AGA(エージーエー)は進行性です。何もせずにほうっておくと下記のグラフのように髪の毛の数は減り続け、徐々に薄くなっていきます。そのためAGA(エージーエー)は早めのケアが大切です。

*20~69歳成人男性4200万人の約3人に1人
あなたの5年後、大丈夫?

AGAは進行性の脱毛症なので、ゆっくりと薄毛が進んでいき、何も対処しなければグラフのように毛量が減少する可能性が高い疾患です

放置すると額の生え際がM字型になってきたり、頭頂部のつむじが広がったりする可能性があり、約5年経過すると多くの毛髪が失われ、薄毛が目立つようになります。

一度失われた髪の毛を生やすのは困難なため、AGAの進行を抑制するためには、早期対策が大切です。

ヘアサイクルについて

髪の毛は、伸び続けるわけではありません。成長しては抜け落ち、同じ毛根からまた新しい毛が生えてくるというサイクルをくり返します。
これをヘアサイクルといい、「成長期」「退行期」「休止期」の3期に分けられます。

①成長期では、毛母細胞が分裂を繰り返し、髪になって、毛幹部分が太く、長くなっていきます。期間は男性が3~6年、女性が4~8年くらいになります。

②退行期はまずはじめに、毛母細胞と毛乳頭細胞が離れることによって栄養の供給が弱まり、内部の細胞がやせ細っていきます。この期間は男女とも2~3週間と言われています。

③休止期は、毛乳頭細胞からの栄養が毛母細胞へ供給されなくなるので、髪の毛の成長が完全に止まって自然に毛が抜けてしまいます。期間はおよそ3~4か月です。


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AGAの原因はとメカニズムについて

男性の身体は、テストステロンという男性ホルモンの働きによって筋肉や骨の健康を維持しています。

テストステロンは、男性らしい身体を作るのに欠かせないホルモンなのですが、5αリダクターゼという酵素と合成をすることにより、ジヒドロテストステロン(DHT)という別の男性ホルモンに変換されます。このDHTこそが、AGAの原因となってしまいます。

DHTには、テストステロンの補助や精子の形成、胎児や子供の生殖器の成長といった重要な役割がある一方で、抜け毛や前立腺トラブルと行った悪影響を及ぼすこともわかっています。

DHTは、男性ホルモンレセプター(受容体)と結合することによって、抜け毛の原因となる脱毛因子TGF-βを増加させます。

このTGF-βが、別の脱毛因子に伝達され、髪の毛が抜けるようにという指令を出すのです。
AGAとは脱毛の仕組み
AGAの症状は、早い人では20歳代前半から始まります。AGAの原因であるDHTは、男性ホルモンの一種である「テストステロン」が体内の還元酵素「5αリダクターゼ(5α還元酵素)」によって変化し生成されますが、これは遺伝的な素質に加え、ストレス、食事、生活習慣などの影響が大きいと考えられます。

病院での薄毛・AGA治療

薄毛の治療は、フィナステリドかデュタステリドとミノキシジルの服用が一般的です。

フィナステリドは、前立腺肥大の研究過程でⅡ型5αリダクターゼの働きを抑え、DHTを作らせないようにすることで発毛効果が発見され注目を浴びた薬です。また、プロペシアの有効成分であり、副作用として勃起機能障害(ED)になることが知られています。そのため、よく話題に挙げられるのが、髪を取るのか男を取るのかという問題です。

デュタステリドもフィナステリド同様に、Ⅱ型5αリダクターゼの働きを抑え、DHTを作らせないように働きかけます。また、フィナステリドよりも発毛効果があるとの研究結果もあります。副作用は、フィナステリド同様にEDがあげられます。

フィナステリドやデュタステリドは、女性が使用しても発毛効果がないだけでなく、特に妊婦を介して胎児に影響があるため使用を認められていません。

女性の薄毛に対しては、ミノキシジルが有効とされています。
ミノキシジルは、もとも高血圧の治療薬として開発されました。血管を拡張して血圧を下げる薬ですが、副作用として発毛効果が認められ発毛、育毛の目的で使用されています。

一般的に上記のような主に内服薬を半年から1年継続します。

その他、HARGなど頭皮に直接注射で、薬剤や再生医療で使用する幹細胞を注入する方法があります。HARGの場合、月1回の施術を6~9回繰り返します。

そして、最終手段として植毛があります。

当院の鍼灸治療について
薄毛に対する鍼灸治療は、体質分類(現在の状態)を考慮して、一人ひとりに合わせてお話を聞いた上でオーダーメイドの治療方針を組み立てます。
この治療をおこなうことで、ストレスや不摂生から乱れてしまった自律神経や男性ホルモンのバランスも整い、体質改善しやすく確実に発毛、育毛できる頭皮の環境を整えることをが第一前提となります。

他の鍼灸院では出来ない当院でしか治療出来ない理由

その① 鍼灸治療は発毛スピードを加速化
薄毛にとって必要なことは、体質改善ですが、頭皮の毛根部に直接治療をおこなうこともあります。
髪の成長に重要な毛根部に鍼灸治療で直接アプローチすることで、発毛、育毛のスピードは飛躍的に早くなります。

そして当院のメリットは、中国医学的、現代医療的双方の視点から医学的に治療をおこなうことができることです。

その②鍼灸治療は再生医療

当院のでは他の治療院とは違い局所的な鍼灸治療ではなく、単純な血行促進だけではなく鍼灸治療は、直径 0.1mm程の世界一細くて精密な日本製鍼を使用することで、痛くない治療と同時に鍼灸針の微細な刺激によって再生医療同様の効果があり、細胞そのものに働きかけ自己の幹細胞を生成させることで、毛母細胞の分裂を促します。
この技術については当院にしかない特別な技術となっております

その③副作用のない治療方法
薄毛に対する鍼灸治療は、自然治癒力を最大限発揮する治療法です。そのため、プロペシアの副作用として注視されている勃起機能障害(ED)などの問題はありません。
逆に身体全体のバランスを良くすることで副産物として身体が元気になるくらいです。

その④鍼灸治療は安価で早く効果が出ます

病気や症状の治療で問題となるのが、費用と効果です。治療では、1ヵ月もしくは回復するまでの合計金額が目安となります。

例えば、薬局やホームセンターで販売している育毛剤は、月1,000~3,000円ですが、薄毛に対して発毛効果はありません。薬局で販売しているミノキシジル配合の育毛剤は月8,000円前後ですが、医療機関での治療と比べると使用量は少なく、患者さん一人ひとりに適切な処置かは判別できません。
 

一方、デュタステリドやミノキシジルの内服薬では月に約16,000円~30,000円を半年から1年継続します。

その他、HARGなど頭皮に直接注射で、薬剤や再生医療で使用する幹細胞を注入する方法で約15万円ほど。

さらに植毛では50万円~80万円、中には300万円かかることもあるようです。

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